島根県で就労支援事業従事者研修会が開催されました。
去る10月27日(火)午後1時30分から、松江市にある「くにびきメッセ」で、当協会と島根県の共催により、標記研修会が開催されました。
当日は、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課の香月就労支援専門官に研修の講師としてお越しいただき、「障害福祉施策の動向(就労支援関係)」と題して講演を行っていただきました。
香月専門官からは、障害福祉施策のこれまでの流れを始めとして、就労移行支援や就労継続支援の現状、さらには今年度の報酬改定などについて説明があったほか、障害者総合支援法の3年後見直しに向けた検討の状況についても、具体的な論点を示しながら、大変分かりやすい解説がありました。
この研修会の定員は当初50名の予定でしたが、当日は、就労継続支援A型事業やB型事業の関係者を始めとして、特別支援学校等の教育関係者や市町村の担当者、さらには、障害者を雇用している一般の事業所の方々も含めて、定員の倍近い95名の参加があり、この問題に対する関心の高さがうかがわれました。