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ミニ情報通信

平成27年度上期北海道ブロック障害者雇用セミナーが開催されました。

会議終了後、北海道はまなす食品前にて
会議終了後、北海道はまなす食品前にて

 去る7月22日(水)13時から、北海道北広島市にある全重協会員企業の北海道はまなす食品株式会社において、標記セミナーが開催されました。
 同社は、障害者の職業訓練と雇用の「新しいモデルシステム」をつくるという北海道庁の呼びかけに、コープさっぽろが応えて設立された官民共同出資会社です。
 事業内容としては、納豆製造、珍味などの包装のほか、併設された能力開発センターで障害者の職業訓練も行っています。
 本年6月には、納豆会社としては初めて、東京商工リサーチから北海道の優良企業に選ばれました。
 現在雇用されている障害者は23名、能力開発センターの修了生は、これまで166名となっており、障害者の雇用については、今後更に増やしていくということでした。
 当日は、会員企業の皆さんが同社の工場を見学した後、14時から、同じく全重協会員企業であるクリーンリース株式会社常務取締役の横堀大氏から、「障害者雇用の取組」と題して講演が行われました。
 同社は、北海道北見市にあるホテルリネンサプライやユニフォームレンタル等を行う会社です。
 かつて、生産量が増えて人手が足りなくなったとき、障害者の雇用を始め、現在は、障害者の働きぶりを数値やグラフで目に見える形で評価し、それによって、周りの人や過去の自分との競争を促しながら、障害者に元気に働いてもらっているということです。
 同社で働いている障害者は、身体障害者と知的障害者が合わせて42名で、この他に発達障害者が7名います。
 年齢的には、40歳以上が51%となっており、全重協会員企業のご多分に漏れず、同社においても、働く障害者の高齢化が問題になっています。
 こうした中で、同社においては、「長年会社に貢献してくれた障害者を途中で放り出すわけにはいかない。」という認識の下に、その受け皿として、就労継続支援A型事業所を立ち上げています。
 ここでは、一般就労が困難となった23名の障害者が、引き続き元気に働いています。
 北海道ブロックの全重協会員企業の中には、A型事業所の設立に関心を持っている会社もあり、当日は、横堀氏の講演に大変熱心に聞き入っていました。
 横堀氏の講演の後は、全重協本部から、今年度における障害者雇用関係助成金の見直しの状況等を説明したほか、各会員企業から、それぞれ近況報告がありました。
 会員企業の中には、今年になって業績が上向いている一方で、障害者を含めた人の採用が困難になっているというところが多くありましたが、更にその一方で、地域によっては、円安によるコストアップ等により、依然として減益が続いているというところもあり、同じ北海道でも、地域によって差が見られるのが印象的でした。
 当日は、この後、会員企業による懇親会も行われ、障害者雇用の話で盛り上がりながら、上記セミナーを終えました。