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ミニ情報通信

平成27年度下期全重協中国・四国ブロック会議が開催されました。

会議終了後、会場にて
会議終了後、会場にて
 去る2月8日(月)、徳島市内のホテルクレメント徳島において標記会議が開催されました。
 当日は、まず最初に、中国・四国ブロックの柏木ブロック長(柏木菌茸有限会社代表取締役社長)のあいさつに続いて、全重協の栗原会長からあいさつがあり、「精神障害者の雇用が課題となる中で、トライアル雇用の期間が3か月から1年に延長されたが、今後も、会員事業所の要望を行政に積極的に伝えていきたい」という話がありました。
 その後、徳島労働局職業安定部長、徳島県労働雇用課長、徳島障害者職業センター所長等の来賓の紹介や本部からの報告が行われてから、今回のブロック会議のメインテーマである「全重協の魅力の在り方」について議論が行われました。
 このテーマは、今年度下期のブロック会議における全国共通のテーマですが、当日は、加藤副会長(和光産業株式会社代表取締役)の進行により、議論が進められました。
 当日出された主な意見としては、1)個々の会員事業所の抱えている問題を吸い上げ、それに応えていくことが必要、2)(全重協は)会員事業所が必要とする情報がすぐもらえるような身近な存在となるべき、3)障害者雇用に関する会員事業所の好事例を教えてほしい、4)障害者雇用について困ったときに全重協の会員事業所に相談できるようにしてほしい、5)会員事業所どうしで情報交換できることが全重協の一番の魅力、6)行政の話をもっと聞きたい、7)全重協として、障害者雇用のメリットを発信すべき、8)4月から義務化される障害者に対する差別禁止や合理的配慮に関する事業主からの相談や紛争の解決に当たっては、全重協会員事業所のノウハウを生かすべきといったような前向きなものが多く見られました。
 当日は、こうした意見を受けて、最後に、加藤副会長から、「下期のブロック会議における議論を踏まえ、それに対する対応策について上期のブロック会議で更に議論し、来年度中には実施に移したい」との締めくくりのコメントがあり、時間をオーバーするような活発な意見交換を終えました。
 今回のブロック会議は、会員事業所以外の方々にもオブザーバーとして多数ご参加いたくなど、外に開かれた全重協活動を実践する大変有意義なものでした。
 なお、当日は、会議に先立って、徳島県の全重協会員事業所であるマルワ環境株式会社の見学が行われましたので、そのことについても簡単に紹介させていただきます。
 同社は、今年度の障害者雇用優良事業所として厚生労働大臣表彰を受けた事業所で、資源リサイクルや産業廃棄物処理を行っています。
 創業は昭和32年4月で、従業員21人のうち8人が障害者(知的障害者と精神障害者)です。
 同社では、機械の操作は全て障害者が担当し、健常者は事務やトラックの運転を行っています。
 機械のスピードは一番遅いところに設定されているそうですが、その分、同社で処理されたものの品質は取引先から高く評価されているそうです。
 また、同社は、徳島県内の他の企業と協力して、「障害者雇用を支える徳島企業ネットワーク」を作り、県全体の障害者の雇用促進に向けた取組も行っています。
 その一環として実施しているのが、障害者の「働こう宣言」と「働こう交流会」です。
 これは、徳島県内の特別支援学校6校の生徒と、企業の採用担当者が一堂に会し、生徒が「自分はこんな仕事をしたい」、「こんな仕事ができる」ということを企業の人達の前で語るというものです。
 こうした取組によって、多くの障害者が企業に採用され、かつては全国最下位であった徳島県の障害者の雇用率も、今では法定雇用率の2%を上回っているそうです。
 以上は、今回、マルワ環境株式会社を見学した際に伺ったお話のごく一部ですが、こうしたお話をされた同社の丸山代表取締役からは、障害者の雇用にかける熱い思いが強く伝わってきました。