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ミニ情報通信

中部ブロック会議が開催されました。

 去る2月19日(金)午後1時30分から、名古屋市内のウインクあいち(愛知県産業労働センター)1302会議室において、今年度下期の標記会議が開催されました。
 会議は、三澤ブロック長(中電ウイング株式会社専務取締役)の進行の下に進められ、まず最初に、栗原会長と中部ブロック会議初参加の大本副会長からあいさつがありました。
 栗原会長からは、1)全重協のHPを通じて、各ブロック会議の開催結果を紹介したり、今後の開催予定を周知していることや、2)全重協の財政状況が厳しい中で、会員事業所にも積極的な寄付をお願いしたい旨の話がありました。
 また、大本副会長からは、1)各地域で特色のある会員事業所がある中で、会員事業所間の横の連携が重要であり、また、2)実際に障害者と一緒に仕事に携わっている者どうしが集まって意見交換することも重要であるといった話がありました。

佐藤所長による講演
佐藤所長による講演
 その後、愛知障害者職業センター所長の佐藤伸司様から、「精神障害者の特性と雇用管理」と題して、講演がありました。
 佐藤所長からは、まず最初に、統合失調症やそううつ病(気分障害)、てんかんといった各精神障害の特性と配慮・留意すべき点について説明がありましたが、その中で指摘のあった精神障害者保健福祉手帳は、上記三つの精神障害以外の発達障害や高次脳機能障害も交付の対象となるということについては、会員事業所の皆様も留意される必要があると思います。
 また、佐藤所長からは、実際に愛知障害者職業センターが支援を行った精神障害者の雇用事例でうまくいったケースとそうでなかったケースを取り上げて、精神障害者の雇用を円滑に進めていくためには、1)体調チェックシートを活用した体調管理のための本人への継続的な働きかけと環境調整、2)症状の変化に応じた対応方法に関する助言を得る等、医療機関との連携、3)職場のルールやマナーに関する助言等、対人スキルの向上を視野に入れた支援、4)採用前の職員研修の実施等、職場内の意識、理解の醸成が重要であるといったお話がありましたが、これらは、これから精神障害者を雇用する会員事業所にとって大変参考になるものでした。
 佐藤所長の講演の後は、本部からの報告があり、その中で取り上げた今年度の障害者雇用状況の集計結果について、「愛知県内の事業所で障害者が雇用されても、本社が他県にある場合は、雇用率としては、他県でカウントされるのか。」という質問がありました。
 これに対しては、本部の方から、「そういうことも確かにある。これを避けるためには、本社一括ではなく、事業所ごとに報告を求める必要があるが、そうなると事業主にとっては負担となる。」旨回答しました。

ブロック会議の様子
ブロック会議の様子
 その後、さらに、今年度下期のブロック会議の全国共通テーマである「全重協の魅力の在り方」について議論が行われました。  当日出された主な意見としては、1)各企業の障害者雇用の取組をブロック会議で紹介してはどうか、2)行政機関を招き、政策等に関する情報提供をしてもらってはどうか、3)精神障害者の雇用率制度上の取り扱い等について、全重協として積極的に国に要望していくべき、4)障害者雇用に関する他の団体との棲み分けを明確にすべき、5)会員事業所の意見要望をHPを通じて吸い上げるような工夫をしてほしい、6)ハートフルマークを有効に活用し、その認知度を高めれば、会員拡大にもつながるのではないか、7)全重協の名称に「重度」という言葉が入っていることが会員拡大の足かせになっているということはないかといったように、他のブロックでは出てこなかったようなものもありました。
 これに対しては、栗原会長から、「今後も、会員事業所の意見要望を十分踏まえ、国に対して積極的に政策要望を出していきたい。」と回答するなど、本部と会員事業所の間でも活発な意見交換が行われました。
 当日は、この後、場所を変えて、参加者の懇親会を行いましたが、ここでも、特別参加のオブザーバーの方を含めて、障害者の雇用について更に活発な意見交換や情報交換が行われました。