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ミニ情報通信

関東・甲信越ブロック会議が開催されました。

 去る10月4日(水)午後2時から、当協会会員事業所の伊藤忠ユニダス株式会社(横浜市都筑区)において、標記会議が開催されました。

 当日は、新井ブロック長(埼玉福興株式会社代表取締役)の進行の下で、まず最初に、栗原会長から開会のあいさつがありました。
 栗原会長のあいさつのポイントは、1)今年度から、厚生労働省の委託を受け、全重協として全国7ブロックに障害者雇用に関する相談コーナーを設けることになった、2)また、厚生労働省に代わって障害者活躍企業の認証も行うことになった、3)相談コーナーについては、相談件数についてかなり高い数値目標が設定されているので、その達成に向けて会員の皆様も協力していただきたい、4)障害者活躍企業の認証についても積極的に申請していただきたい、5)厚生労働省の研究会において、今後の障害者雇用促進制度の在り方について検討が行われているが、その場で意見を述べるため、会員の皆様のご意見、ご要望をお伺いしたい、ということでした。

 栗原会長のあいさつの後は、ブロック会議の会場となった伊藤忠ユニダス株式会社の見学が行われました。
 当日ご説明いただいた同社の林社長によると、同社は、1987年7月に設立された神奈川県第1号の特例子会社で、クリーニング、プリント(印刷)、写真サービス等の事業を行っています。
 従業員数は、本年10月1日現在全部で89人、うち障害者は46人(重度21人)となっています。
 また、障害者の障害種別を見てみると、身体15人(重度10人)、知的26人(重度11人)及び精神5人となっています。
 同社は、そこで働く障害者を原則正規雇用としており、収益を出す上で障害者は重要な戦力であるとするなど、上記の栗原会長のあいさつにもあった障害者活躍企業ともいえるような企業でした。
 ちなみに、同社の社名の「ユニダス」というのは、「You Need Us」という英語から来ているそうで、「必要とされる、役に立つ会社を目指す」という想いが込められているそうです。
 なお、林社長のご説明の詳細については、こちらの資料をご覧下さい。

 伊藤忠ユニダス株式会社の見学の後は、公務ご多忙の中ご出席いただいた厚生労働省障害者雇用対策課長の中村裕一郎様から、「障害者雇用の現状と課題」と題して、ご講演をいただきました。

 中村課長からは、障害者の職場定着について、1)知的障害者や発達障害者の就職後の職場定着率は減少傾向ながら比較的安定して推移するのに対し、精神障害者のそれは1年後には5割を下回る、2)ハローワークの一般求人に障害非開示で就職する場合は職場定着率が低くなる、といった興味深いデータをお示しいただくとともに、今年の秋から各都道府県労働局やハローワークで実施されている精神・発達障害者しごとサポーター養成講座についても紹介がありました。
 また、中村課長からは、障害者雇用施策関係の来年度予算の概算要求についても説明があり、障害者の雇用義務がある企業の約3割を占める障害者雇用ゼロ企業等に対し、企業ごとのニーズに沿って支援計画を作成し、採用前から採用後の定着までを一貫して支援する提言型「チーム支援」を行ったり、都市部のハローワークに精神保健福祉士等の資格を有する発達障害者トータルサポーターを新たに配置する予定であるといったお話がありました。
 なお、中村課長のご講演の詳細については、こちらの資料をご覧下さい。

 中村課長のご講演の後は、ブロック会議ということで、全重協本部からの報告があり、1)厚生労働省からの受託事業については、会員事業所のニーズも十分踏まえつつ、数値目標の達成も含め、これを確実に実施することにより、全重協の更なる発展につながるような事業展開を目指したい、2)そのためには、会員以外の企業も含め、できるだけ多くの企業に相談コーナー等の事業をご利用いただけるよう、積極的な周知にご協力いただきたいといった話がありました。

 ブロック会議については、この後行われた丸物専務理事の閉会のあいさつにより終了しましたが、当日は、その後も場所を変えて参加者有志による情報交換会が行われ、会員各事業所の「障害者雇用の現状と課題」について、夜まで熱い議論が交わされました。