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ミニ情報通信

中部ブロック会議が開催されました。

司会の三澤ブロック (正面左端)
司会の三澤ブロック (正面左端)
あいさつする栗原会長(正面中央)
あいさつする栗原会長(正面中央)
講師の久野氏(正面中央)
講師の久野氏(正面中央)

 去る2月17日(金)午後1時30分から、名古屋市中村区のウインクあいちにおいて、標記会議が開催されました。
 当日は、三澤ブロック長(中電ウイング株式会社専務取締役)の進行の下で、まず最初に、栗原会長からあいさつがあり、その後、熱田区障害者基幹相談支援センターの久野寿枝様から「障害者が安心して暮らせる社会を実現するために〜知的障害者の加齢について考える〜」と題して講演がありました。 久野様からは、知的障害者の加齢に伴う変化の特徴等について、具体的な事例を交えた実践的なお話があり、特に1)知的障害者が自らの加齢に伴う変化にうまく対応するためには、余暇やボランティア活動等の社会参加を通じて会社以外の人間関係を広げ、支援者の輪を広げることが重要であること、2)加齢に伴う能力的岐路と最大の支援者である親を失う時期が重ならないよう、その前に応援団を増やす必要があること、3)会社としても基幹相談支援センター等の福祉関係機関に積極的に相談してほしいといったご指摘は、現在雇用している障害者の加齢・高齢化の問題に直面する全重協の会員事業所にとって大変参考となるものでした。
 なお、久野様の講演内容については、こちらの資料をご参照ください。
 久野様の講演の後は、本部から、「全重協の魅力の在り方」の議論を踏まえた今後の対応(案)や全重協の財政状況、会員事業所における障害者の雇用状況等について報告がありましたが、特に中部ブロックの会員事業所における障害者の雇用状況については、身体障害者の雇用が他のブロックよりも多くなっているが、今後は雇用可能な身体障害者の減少が見込まれるので、精神障害者等の雇用を促進することも必要ではないかという指摘がありました。
 また、全重協の財政状況については、栗原会長の方から、今後全重協として会員のニーズに合った活動を進めて行くためには、会費の引き上げも含め、全重協の収入を増やす方策を考えていく必要があるのではないかという補足がありました。
 本部からの報告の後は、会員の近況報告がありましたが、その中で特に注目すべきポイントとしては、1)障害者の加齢の問題に企業としてうまく対応していくためにはナカポツセンターとの連携が重要であり、これをもっと増やすべきではないか、2)一般就労している障害者は福祉施設に入所できないという現行の取扱は見直すべきではないか、3)法定雇用率の算定に当たっては、障害者の就労可能性をより客観的に把握する仕組みが必要ではないかというものがあり、こうした指摘については、今後全重協として内部でよく検討した上で、国等に要望していく必要もあると考えています。
 この他、会員事業所の経営状況等については、業務量に波があり、昨年暮れから仕事が全くないという事業所もある一方で、仕事は十分あるが、必要な人が採れないという事業所もありました。
 中部ブロック会議の概要については以上ですが、当日は、この後場所を変えて会員どうしの交流会があり、時間が来るまでお互いに膝をつき合わせて活発な情報交換や意見交換が行われました。
 また、この他、当日の午前中は、三澤ブロック長が勤務しておられる中電ウイングの新社屋で開催されている「ウイング展」を見せていただきました。
 「ウイング展」は、従業員の趣味や特技等に関する展示を通じて、働く仲間のことをお互いにもっとよく知ることを目的に実施されているものですが、こうした取組も他の会員事業所とって参考になるのではないでしょうか。
 なお、次回の中部ブロック会議は、6月9日(金)と10日(土)の2日間に渡って、三重県で開催される予定です。